認定司法書士とは

認定司法書士とは

司法書士とは、不動産や商業に関する登記の手続きを代行したり、遺産分割協議書を作成したり、その他債務整理や労働問題など、私たちの身近に起きるトラブルに関しての相談に応じるなどの仕事をしています。そして、その司法書士の中には認定司法書士と呼ばれる人たちがいます。認定司法書士とは普通の司法書士と何が違うのでしょうか。簡単に言えば、「簡易裁判所訴訟代理業務を行える」ということです。

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つまり、簡易裁判所で行われる裁判(請求額が140万円以下に限る)の訴訟代理人になれるということです。訴訟代理人と言えば、これまでは弁護士しか就くことができなかったのですが、2003年の4月1日に改正司法書士法が施行されたことにより、法務大臣の認定を受けた司法書士に、限定的ではありますが訴訟代理権が付与されたのです。ではどのような過程を経て司法書士が認定司法書士になるのでしょうか。まずは法務省令が定める法人が実施する「司法書士特別研修」と呼ばれる研修を受けることから始まります。

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そして、その研修を修了したら、認定司法書士になりたいという意思表示の書類「簡裁訴訟代理等能力認定考査申請書」を司法書士特別研修修了証明書とともに所属する司法書士会に提出します。その書類は司法書士会において法務局に提出されます。すると後日受験票が届きます。そして「簡易裁判所訴訟代理等能力認定考査」と呼ばれる試験を受けます。その試験内容とは、事実認定の手法に関する能力、立証活動に関する能力、弁論及び尋問技術に関する能力、訴訟代理人としての倫理に関する能力など、訴訟代理人として持ち合わせなければならない能力を習得したかという観点で記述式により出題されます。

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そして、その考査に合格した者には認定証書が交付され、晴れて、法務大臣が認定する認定司法書士になることができるというわけです。認定司法書士という肩書きが付けば、何か特別な資格を手に入れたかのような、市民から羨望の眼差しを集めそうに思えますが、実は、認定司法書士の割合は2012年9月の時点で全司法書士の69%を占めています。つまり、司法書士になったからには、認定司法書士にならなければ同業者との争いに勝てないということになります。司法書士を目指すなら、または司法書士の資格を手に入れたなら、絶対に認定司法書士を目指していただきたいところです。